今回は1シーズン使い込んでこれはもしかしたら現時点で最高のライトゲーム用ラインかもしれないと思った【アジングマスターレッドアイ】のインプレです。
まず最近はかなり浸透してきたエステルラインですが、ツリマリスト含めまだまだ懐疑的になっているのも事実です。
一般的にエステルラインは強度・しなやかさ・耐久性などに不安があると言われていますが、このラインはそれらのネガティブ要素をかなりの高水準でクリアしていると感じました。
このラインはかなり強い
よくエステルラインはプチプチ切れると言われますが、ショートリーダーを組む事を前提で考えるなら同線径のナイロンやフロロを通しで使うより強い印象です。
特にこのレッドアイはカタログ値でもかなり高い強度設定になっています。
リーダーレスでもテストしましたが、ファイト時の強度には全く不満はありませんでした。
掛かりどころにもよると思いますが、0.3号で良いサイズのタチウオも揚げられました。
エリアフィッシングにおいてはあまり切れる気がしないです。
もちろんドラグが効いていない状態で魚を吊るしたりしたら切れますけどね。
しなやかで扱いやすい
エステルラインをメインに据える時に懐疑的になる部分はここです。
強度面、感度面は申し分ないエステルラインですが、素材特性上かなり硬いので長時間使用しているとどうしてもトラブルの起きる可能性が高くなってしまいます。
このラインはエステルラインにしてはしなやかで扱いやすくトラブルも少ないと思います。
スプールいっぱいには巻かないのがコツです。
1シーズン使える耐久性
0.3号をそれぞれアジング用、エリアトラウト用スプールに巻いて使用しましたが、どちらもほとんど劣化した様子は感じません。
エステルは吸水劣化しにくいので耐久性も高いです。
紫外線での劣化はするので日中メインで釣行する場合は少し変わってくるかもしれません。
視認性はあまりよくない
非常に鮮やかなレッドカラーのラインですが、視認性はそこまで良くないです。
常夜灯の下で最も目立つカラーということで選ばれたみたいですが、正直全く見えないです(笑)
エリアフィッシングにおいてもクリアラインの方が見やすいくらいですね。
ポジティブな面としては魚にとっても違和感があまりないような気がします。
まとめ
今まではエステルはあくまでもメインラインをサポートする役割として使用してきましたが、このラインの登場によりメインとして据えても良いのではと考えているところです。
使用の際はスプールに少なめに巻くことと、リーダーを組むこと。これさえ守っておけばきっと最高のポテンシャルを発揮してくれると思いますよ。
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