この時期になると消費者の物欲を刺激しまくる福袋が発売されますね。
ミニマリストは自分の納得したモノしか所有したくないので福袋に飛びつくといったことはほとんどありませんが、釣具の福袋に関しては多少のメリットがあるのも事実です。
あくまでも“釣具”に関してのみです。ガジェットやアパレルの福袋はどんな人であっても買うべきではないと個人的には思います。
今回は釣具福袋を買うべきな理由と買うべきでない理由を記事にしてみました。
買おうかどうか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
福袋を買うべき理由
今の釣具福袋は割と使える物が入っている
バスフィッシング全盛時代の福袋といえば、メインの大人気ルアー以外は本当にゴミみたいな物しか入ってませんでした。パッケージがベトベトになっているワームとか海外製のパ○リルアーとか全く動かないキャラクターコラボルアーとか、ルアー福袋なのに100gのナツメオモリを入れてかさ増ししているとか普通だったんですよ。本当に。
今はどこのメーカー製ルアーでもそこそこ高性能ですし、客離れは死活問題になる時代ですのでショップ側も下手なことはできません。
ルアーの流行りなど魚には関係がないので、型落ちオンパレードなガジェットやアパレルの福袋とは全く違います。
そもそもルアーは消耗品なので安く手に入るならそれに越したことはありませんよね。
絶対に人気ルアーが手に入る安心感
人気ルアーを労せず確実に手に入れたいならこのタイミング以外ありません。最近は目玉ルアーが見えるようになっている福袋もありますから、カラー等を選んで買うことができるというのもメリット。
極論いらないのは売っちゃえばいい
目玉ルアーのみが目的なら極論その他のルアーは売っちゃえばいいと思います。
手間はかかりますけど、実質人気ルアーを定価で購入できたくらいには収まりそう。
そのあたりのフットワークが軽い人なら割とおすすめできる買い方です。
福袋を買うべきでない理由
カラーやサイズを選べない
ラインナップがそこそこ良いルアーで固められていたとしても、カラーや大きさなどがいまいち魅力的でないものだったりします。良いルアーの人気カラーや人気サイズは普通にぶら下げておいても売れますからわざわざ福袋に入れたりはしません。
今はごく一部の入手困難ルアー以外は店頭でなんでも手に入る時代です。個人的にはお得だからと福袋に飛びついて微妙なカラーのルアーを手に入れるよりは、多少割高でも自分の目で見て気に入った信じて投げられるルアーを手に入れたいですね。
基本的に福袋は在庫処分
この前提は絶対に忘れてはいけません。前項でも触れましたが、普通に売って売れるものならわざわざ福袋には入れません。同じルアーが色違いで何個も入ってるとか在庫処分以外の何物でもないです。質より量の福袋にはそういう傾向ありです。
ショップ側は新製品の情報を持っている
ショップ側は新製品の情報を持っています。例えばマイナーチェンジ版が出るとかダウンサイジング版が出るとなっただけでも売れ行きが悪くなるので、情報公開されて不良在庫になってしまう前に福袋に入れて捌いてしまおうと考えるわけです。廃盤になるルアーもそれに該当しますね。
あくまでも定価換算でお得なだけ
20,000円相当が入っている10,000円福袋！と聞くととてもお得に聞こえますが、あくまでも定価換算なので普通に割引などを踏まえた上で考えてみると実際はそこまでお得ではなかったりします。今はメルカリや中古釣具店でも状態の良い個体を入手することができるので、ぱっと見のお得感に惑わされないほうがいいですね。
まとめ
最近の釣具福袋に関しては他の業界の福袋に比べて割とお得感もあるので、メリットデメリットを把握した上で目的意識を持って購入するなら全然いいと思います。
特にまだ釣りをはじめたばかりで、とにかく色々なルアーを使ってみたいという人はこういう機会を利用してみるのもいいかもしれませんね。
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