ふと思い立ったので中古釣具購入時のチェックリストを作ってみました。
今回はロッド編です。
実は中古釣具の中では一番おすすめです。意外ですよね。
ある程度使用されたロッドは一定数存在してしまう初期不良を回避していますし、ロッドのテクノロジーはそこまで大きく進化していないので別に最新の物である必要もありません。
腕の延長なのでただ新しければ良いという話でもありませんし。
それに合う合わないがすぐわかるので、ほとんど使用されていない状態の良い個体を入手しやすい傾向があります。
不具合のほとんどが外見に出るので査定も正確です。
折れて補修されていないか
これは査定時にわかりますので基本的には注意書きがしてあると思うのですが、安いロッドの場合は店舗によりそのあたりが適当にされている事もありますので、一応確認しておいたほうが良いですね。
とてもうまく補修されていた場合はお手上げですが、まぁそれなら普通に使えますからフィーリングが合うならオーライです。
ガイドにキズがついていないか
これはとてもわかりにくいので店舗の査定を信じるしかありません。
ゴールドサーメットなど昔のガイドが採用されているロッドは劣化も大きいと思うので入念にチェックです。
ブランクに”深い”キズがついていないか
塗装が剥がれているようなキズには注意です。そこから破損につながる可能性があります。
擦り傷、小傷なんかは新品で買っても1日使ったら付くものなので気にする必要はないですね。
スレッドが傷んでいないか
ガイドを止めるスレッドが傷んでいると使用中にポロッとガイドが取れたりするので注意です。カチカチ異音の原因にもなります。
ただこれも査定額に出るので軽いチェックでいいと思います。
グリップが傷んでいないか
直接手に触れるところですので、あまり汚い状態は気分が良いものではありませんよね。
しかしコルクなどは削って綺麗にできる物もあるので、これはもう持ちやすいかどうかで決めればいいと思います。
改造されていないか
これはそのロッドの仕様をしっかり把握しているという前提の話なのですが、ガイドが替えられていたりグリップが変更されていたり、良改造だと店舗のスタイルによっては査定額があまり変わらなかったりしますので注意が必要ですね。
1ピースロッドは覚悟が必要
リセールという意味で考えると1ピースロッドはもうほぼ終わってます。
長物の送料が死ぬほど高いからです。ちなみに1本5000円近くかかります。
店側もそれを踏まえた査定をするので、合わなかったからと再度売却しようと思ったらかなり買い叩かれる可能性が高いです。
最近はマルチピースロッドのラインナップも多くなってきていますが、中古市場ではまだまだ1ピースロッドが多いので購入の際は注意というか折れるまで使うくらいの覚悟が必要ですね。
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