パックロッドのミニマリズム

タックル

パックロッドは釣業界で今最も注目を集めるアイテムです。

非常にコンパクトに持ち運べるので、釣竿としてはミニマリズムと非常に相性が良いと感じています。

個人的にもこの流れには注目していて、今シーズン試しに導入してみた次第です。

使用しているのはHuercoというメーカーの【XT511-5S】というアイテム。

このロッドの細かいインプレはまた別の機会にするとして、自分の中で最も汎用性の高いモデルを選びました。

パックロッドのイメージにありがちなダルいとか重いとか感じることは一切なく、とても良い竿だと思います。

ここからはパックロッドを使って感じたメリットとデメリットを紹介します。

導入を考えられている方、ご参考までにどうぞ。

メリット

常に携帯しておける

仕事の合間やほんの少しの時間だけでも釣りに行きたい時、パックロッドにルアーケース1つでささっと釣りに行けるのは非常に快適です。これだけでも導入した価値はありますね。

持ち運びがラク

仕舞寸法が50cm前後なので圧倒的にコンパクトに持ち運べます。

釣り以外が目的の小旅行などにも。

サラリーマンは出張時のスーツケースにこっそりと。

メンテナンスがラク

1番感じたのは洗う時で、1ピースや2ピースだとどうしてもシャワールームや屋外に持っていって洗わなければなりません。パックロッドだと洗面所でぱっと分割してささっと洗えます。

ガイドのメンテナンスもラクです。

経済的

例えば1ピースロッドが破損した場合、保証期間内であれば免責額を払って新品に交換してもらえるのですが、免責額自体けっして安くはないですし、保証期間を過ぎれば自分で新しい物を買わなければなりません。

Huercoもそうですが、パックロッドの中にはパーツ単体でも販売されている物があり、いつでも破損部分を取り寄せるだけなので簡単かつ経済的です。

デメリット

ジョイントが緩みやすい

継ぎ数が多いので釣りをしているとどうしてもどこかしらが緩んできたりはします。

特にルアーロッドだと色々な方向に捻るので余計緩みやすくなりますね。

小まめなチェックを怠らなければ問題ありませんが、ナイトゲームで爆釣している時など気がついたらスパイラルガイドになってしまっていたりという経験はしました。

ジョイントの数はリスクの数

ロッド破損はかなりの確率で継ぎ目付近で起こります。

緩んだまま使用していると何かの拍子で折れたりしますのでジョイントの数はそのままリスクとして捉えても間違いないです。

複数本になると逆にかさばる

パックロッドは長さという意味ではコンパクトですが、パーツの数が倍以上になります。例えば3本持ち歩きたい場合、1ピースだと3パーツ、2ピースだと6パーツで済みますが、5ピースだと15パーツにもなり正直かなり嵩張ります。

使い心地

最近のマルチピースの出来は素晴らしいとは言うものの細かい意味での使い心地はまだ1ピースや2ピースの方が良いです。ここは設計上仕方ないですね。

まとめ

最近べた惚れのパックロッドについて書いてみました。

個人的にも今後の方向性としては全てパックロッドにリプレイスしていこうかなと考えているくらいです。

特にこれからルアーフィッシングをはじめてみたいと思われているミニマリストの方々には強くおすすめいたします。

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