日本が世界に誇るバスフィッシングの聖地琵琶湖。
世界記録が釣れる可能性のあるフィールドとして日本でも大人気です。
しかし現状においてリリース禁止を条例としていたり、マナーの悪さなどから続々と釣り禁止エリアが増えていたりとなにかと議論の絶えないフィールドでもあります。
今回はそんな琵琶湖のバスフィッシングについてミニマリスト的な視点からある提案をしたいと思います。
それはずばり
リリース禁止を撤廃して遊漁料3000円を徴収する
というものです。
琵琶湖は海扱いなので今のところ遊漁料は発生していませんが、思いきって遊漁料を徴収することにより色々なメリットが発生するのではと思いました。
ですがまぁ、あくまでも机上の絵空事ですのでその辺はどうか温かい目でおねがいします。
このプランで色々解決できる
前提として罰則なしの条例など守られるわけがない
冒頭でも書いたとおり琵琶湖はリリース禁止なのですが、違反による罰則はありません。
そんなわけで釣ったブラックバスをいちいち殺したり駆除ボックスに入れたりしている釣り人ってたぶんほとんどいないと思うんですよね。
手元でバラしたーとか落としちゃったーとか理由はいくらでも付けられますから。でもやっぱり気持ち悪いというか、罰則なしとはいえ違反は違反なのでね。
いちいち注意する監視員を置くのもコストが高すぎます。
そのうえ決められた条例すら守れない集団というレッテルも貼られて国との関係は悪化する一方です。
ぶっちゃけリリース禁止なんか撤廃すればいいんですよ。そうすれば釣り人も気持ちよく釣りを楽しめますし余計な負担も減ります。
そもそも釣り人の経済効果など皆無
琵琶湖の話をするとよく「釣り人の経済効果ガー」と言う人が現れますが、正直釣り人の経済効果なんて無いに等しいですよ。
近隣のコンビニでランチを1000円分買ったところで、コンビニがほんの少し潤うだけです。
釣具屋での買い物もそう。内需を回しているだけなので、琵琶湖に対する経済効果なんてほぼゼロです。
しっかりと自治体に直接それなりの金額を落とせて初めて経済効果と言えるのではないでしょうか。
3000円は高すぎる?
確かに自然フィールドとしては破格の価格設定かもしれませんが、ビッグバスの聖地であることや広大な土地の管理費用などを考えれば妥当な金額だと思います。
管理釣り場でも1日遊べば5000円くらいかかりますから。
3000円をベースとして年券や学割など手厚いシステムを設ければいいと思います。
釣り人側にも自覚が生まれマナーの向上にも繋がるはずです。
一般人がわざわざゴミを拾わなくて済む仕組み
アングラーが集ってゴミを拾い自治体と良好な関係を築こうとする。これ自体はとても素晴らしい事なんですが、結局は自分たちで出したゴミを拾ってるだけなんで。。。
まぁいずれにせよお金の方がありがたいですよね。
自治体側がそのお金でしっかり清掃業者を雇ってフィールドを美しくするという仕組みを作ったほうがより多くの人に利益があると思います。
釣り人が増えても減っても勝ち確定
そんな事をしたら琵琶湖から釣り人がいなくなってしまう。。。
よく考えてみてください。仮に1日1000人の釣り人が訪れたとしても現状なら0円です。遊漁料3000円なら1人でも来てくれれば圧倒的プラス収支ですよ。
別にそれで釣り人がいなくなったとしてもマイナスにはなりません。
むしろゴミも減るので環境に良いとも言えます。
バス釣りが廃れてしまう!?
これは間違いなくあると思います。。
日本のバスフィッシングは琵琶湖を中心に回っているのは間違いないので、そうなれば当然廃れていくでしょうね。
でもリリース禁止というバスフィッシングにとっては致命的なルールを強いているフィールドが中心になっているという事実こそがおかしいと思います。
この日本においてもバスフィッシャーマンを積極的に誘致、リリースOKの釣場が存在しています。そういうフィールドこそ盛り上げていくべきでしょう。
まとめ
今回はかなり劇薬チックな内容で公開をためらっていましたが、日本が世界に誇るバスフィールドですので、どうにかしてみんなが末永く笑顔で楽しめるようにしていきたいと考え記事にしてみました。
日本はまだまだゲームフィッシングに関しては後進国で、釣りをするのにお金を払うということに抵抗のある人が多いと思いますが、逆に言えばお金を払いさえすれば結構簡単に色々解決できるもんじゃないかと思ってみたり。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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